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Japanese Correctional Association

事業内容について


  矯正協会は,「矯正に関する学術の発展と普及啓発を図るとともに,矯正行政の運営に協力し,もって犯罪及び非行の防止に寄与すること」(定款第3条)を目的に,公益目的事業,会員福祉事業及びその他本会の目的を達成するために必要な事業を行っています。


公益目的事業


矯正活動に関する調査・資料収集及び普及啓発や矯正活動に対する支援助成のため,次のような事業活動を行っています。

1 矯正図書館
  矯正図書館は,犯罪及び非行防止に係る刑事政策に関する我が国で唯一の専門図書館であり,明治21年の協会草創期から収集,蓄積され,今日までに集められた矯正及び矯正の隣接分野に関する国内外の文献(図書約4万冊)は,質,量とも我が国有数のものです。矯正図書館では,矯正協会会員を始め広く研究者や学生,犯罪や矯正に関心のある方々に一般公開し,休日等を除く毎日開館しており,配属された図書館司書により,蔵書等の閲覧・複写や各種問合せに応じているほか,文献等のデータベース化や一部資料のホームページ上での一般公開に努めています。ちなみに,蔵書等の複写料を除き,全て無料提供しています。

2 国際交流
  矯正協会は,国際交流として,中国監獄工作協会(旧中国監獄学会)との代表団派遣による相互交流,韓国矯正学会や中華民国法務部矯正署(台湾)との機関誌の相互交換,国際矯正・刑務所協会(ICPA)やストックホルム犯罪学賞事務局,アジア太平洋矯正局長等会議への資金支援などを行っており,これらにより,外国の矯正行政に関与又は支援する組織との親善・交流を深め,交流により得られた情報を矯正図書館の図書館資料として備え付け,矯正図書館に来館した方々にも情報提供しています。

3 出版
  矯正協会は,120年以上の歴史を有する月刊誌「刑政」誌のほか,これまで数多くの矯正関連の図書を出版しており,最近においても,刑事政策,矯正教育,矯正活動に関連する著作・講演録や論文等の矯正に関する学術振興等に資する図書を一般向けに刊行し,矯正活動の普及啓発に努めています。また,矯正活動の中心的担い手である矯正職員の執務能力向上等のため,各種研修教材を発行しています。
  「刑政」誌については,刑事政策の学術雑誌の面と矯正施設に勤務する職員の部内機関誌の性格を併せ持つ月刊誌として,矯正に関する専門的論説,矯正の当面する問題や矯正に関する施策の解説,矯正実務に関する紹介,矯正の歴史,教育や処遇の理論のほか,職員の職務上の体験,職員の近況等,多様な情報を掲載しています。

4 広報
  矯正活動に対する国民の理解を深めるため,毎年東京において開催される全国矯正展及び日本全国各地で開催される地方の矯正展を国と共催しており,また,矯正施設の落成式等の各種行事を後援するなどの広報活動の実施により,矯正活動の普及啓発に努めています。 

5 刑事政策意見交換会
  明治25年「大日本監獄協会」において開催されて以来の刑事政策に関する情報提供・意見交換会として,国の内外からの,刑事政策やその隣接分野の学識経験者,実務家等による刑事政策意見交換会を年4回開催しています。

6 矯正施設の安定的運営支援
  矯正施設が広報活動や職員の士気高揚の観点から開催する矯正展や施設の記念式典行事,矯正職員殉職者の慰霊祭,職域対抗の各種スポーツ大会・消防ポンプ操法競技会などの行事に要する費用の援助,矯正活動に顕著な功績若しくは模範として推奨するに値する業績又は善行のあった方に対する矯正協会会長表彰,国の行う法務大臣保安表彰・作業表彰,功績・善行のあった矯正職員を対象とする矯正局長表彰・矯正管区長表彰・施設長表彰の際の副賞等贈呈,矯正施設の職員向け及び被収容者向けの所内誌や広報用の施設のしおり・施設の記念式典行事に係る記念誌の発行に要する費用の援助,矯正施設が行う施設周辺の美化や町内会行事の出席等地域との共生に要する費用の援助を行っています。

7 矯正職員の執務能力向上支援
  矯正活動の中心的担い手である矯正職員の執務能力の向上を図るため,矯正施設が実施する職員研修・訓練等の講師の招へいや,矯正職員が諸外国における矯正の動向を把握し,我が国の矯正活動の充実向上に資するための在外研究・海外研修・海外留学に要する渡航費用のほか,矯正医官が海外で開催される国際医学会等に出席するための渡航費用の援助を行っています。
 また,新たに採用された矯正職員に対する初等科・基礎科研修教材の提供,矯正処遇技法(認知行動療法)講習会の開催,矯正職員の心身の鍛錬や強靭な体力と精神力を養うため,武道奨励を目的とした武道大会の開催,柔道・剣道訓練のための用具整備,武道関係団体への加入などに要する費用の援助を行っています。
 なお,昭和53年以来続いている我が国矯正職員と韓国矯正職員との柔道及び剣道の親善試合を通した相互交流に要する費用も援助しています。

8 被収容者処遇の充実支援
  矯正施設においては,犯罪者及び非行少年の改善更生と円滑な社会復帰のため,各種の処遇,行事等が実施されているところ,これらに要する器材・図書その他の用品を整備するための費用の援助,被収容者の体力向上やストレス発散の観点から実施している運動会・競技会等の行事における用具や入賞者に交付する賞品等や慰問演芸・盆踊り・宗教関係等の各種行事の実施に要する費用の援助のほか,被収容者居室用カレンダーを矯正施設に提供しています。

9 矯正活動に関する研究
  当協会においては,平成元年2月から同23年3月まで,附属中央研究所を運営し,研究活動を行っていた実績があるところ,諸般の事情によりこれを休止していたという経緯がありましたが,平成28年5月18日から,矯正支援事業部に矯正研究室を発足させ,矯正活動に関する各種調査研究活動等を行ってまいります。

10 刑務所作業の提供
  刑務所で実施されている刑務作業は,その大半が民間企業との契約によるものですが,受刑者の労働生産性,機械設備及び立地条件等の制約もあり,全ての受刑者が行う作業を確保することは困難な状況にあるため,本会内の刑務作業協力事業部が,作業に必要な原材料を提供し,その不足分の作業を補うことによって,国の刑務作業を支援しています。具体的には,民間企業等からの発注に応じて,事業部が提供する原材料をもって,受刑者が製造及び加工をした製品を引き渡すことを通して,また,販売することを見越して企画,製造及び加工をした製品の販売を通して,それぞれ収益を確保し,原材料購入資金及び事業運営費用としています。

11 助成事業
  応募型の助成として,矯正協会のホームページに掲載する募集要領に従った申請を受け,活動内容等が相当と認められる犯罪被害者の支援を行う団体に対し,相当額の助成を行っています。
  また,その他の助成として,専門的立場から調査研究等の活動を行い,矯正活動の充実発展に貢献し,犯罪及び非行の防止に寄与している実績のある非営利団体に対して助成を行っています。


会員福祉事業等

1 会員福祉
  矯正協会の目的及び事業に賛同し,後援する意思を有する方は,会長の承認を得て,現職会員,退職会員又は賛助会員に加入いただいております。
  現職会員に対する事業としては,永年勤続職員の表彰,退職慰労金・負傷及び罹病見舞金等の贈呈,手帳の贈呈,新採用矯正職員に初歩的な職務常識を解説した冊子「新任刑務官のしおり」又は「新任法務教官のしおり」及び勤務に役立つ品物の贈呈のほか,矯正業務に関連する各種資格の取得・教養向上に要する費用の貸付支援を行っています。
  また,退職会員には,矯正職員の退職者相互親睦用連絡会報紙を発行して,退職後の相互交流を支援するとともに,春及び秋の叙勲受章者に対する記念品の贈呈などを行っています。
  なお賛助会員の会費が会員福祉事業に使用されることはありません。
  

2 保険料集金事務受託
  矯正職員及び退職者を対象とした自動車保険等の団体扱い集金受託事務を収益事業として行っています。


 

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