矯正協会について

矯正協会は、明治21年に創立された「大日本監獄協会」をその前身としています。
同監獄協会は、幕末に締結された諸外国との不平等条約の改正に向けて明治政府が掲げた司法制度と監獄制度の改良整備の方針を民間の立場から支援するべく、当時の監獄官吏を始め刑事司法関係者や国会議員等の有志が会員となって会費を出し合い、自主的に設立された団体です。
こうした創立の精神及び運営の基盤は、現在の矯正協会に受け継がれ、平成25年4月の公益財団法人移行後においても、一貫して、矯正に関する学術の発展と普及啓発を図るとともに、矯正行政の運営に協力し、もって犯罪及び非行の防止に寄与することを目的として、各種事業活動を行っている民間団体です。